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福山市  外壁塗装工事

  • info2032118
  • 9月26日
  • 読了時間: 5分

 築年数約40年の日本家屋の住宅の外壁塗装、屋根工事、雨樋掛け替えを行いました。

外壁にはひび割れが生じ、腰壁の石材が剥がれ、軒裏には大きな割れも見られるなど、経年劣化が進んでいます。さらに、雨樋の歪みや金具の錆も確認されました。

日本家屋で下屋根がある場合、弊社では自社足場を組むことができます。建物の形状に応じて自社足場を活用し、必要に応じて単管足場にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。弊社が選ばれる理由のひとつは、自社で足場を所有しているため、お客様のご負担を軽減できることです。また、足場は作業の安全性に直結するため、足場講習を受けた有資格者が設置し、安全第一で工事を進めながらコストを抑えたご提案を実現しています

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施工前


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足場を組んで飛散防止シートを張ります




①瓦工事 角棟の補修

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角棟のセメントが経年劣化により剥がれていたため、このままでは雨水が侵入する恐れがありました。



瓦工事 角棟の補修

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そこで新たに漆喰で補修を行い、雨水の侵入を防げる状態に仕上げました。




②角棟の三日月の補修

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角棟の三日月部分の漆喰が剥がれていました。このまま放置すると、雨水が棟内部に侵入して木部や葺き土を傷め、瓦のズレや雨漏りの原因につながります。



角棟の三日月の補修 完了

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新しい漆喰で補修を行い、雨水の侵入を防げる状態に仕上げましたので、安心していただけます。



③瓦谷の銅板をステンレスへ交換


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谷の部分には、昔よく使用されていた銅板が施工されています。銅は年月が経つにつれて、雨水の流れや化学反応の影響により、表面が少しずつ痩せて薄くなっていく特性があります。そのため、長年使用を続けると穴が開き、そこから雨水が侵入する恐れがあります。

今回の工事でも既存の銅板に すでに穴が開いている箇所や、今後穴が開く可能性の高い箇所が複数確認されました。



瓦谷の銅板をステンレスへ交換


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周りの瓦を一旦撤去し、既存の銅板からステンレスの瓦谷に交換しています





③瓦谷の銅板をステンレスへ交換 完了

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瓦を元に戻して完了です。

ステンレスは錆びにくく耐久性に優れているため、長期間安心してお使いいただけ、雨漏り防止にも効果的です。



④銅板の一文字葺き

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既存の一文字葺きを撤去したところです。



銅板の一文字葺き

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ルーフィングを敷いていきます。



銅板の一文字葺き 完了

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ステンレス鋼板を設置いたしました。完了です。



⑤左官工事 腰壁の補修 

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腰壁の石が剥がれ落ち、目地棒が割れて劣化していました。



腰壁の補修 

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黒冠水の部分と目地棒を撤去しています。



腰壁の補修 完了

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剥がれた石も充填し新しい目地棒と黒冠水を施しました。腰壁が美しく蘇りました。


⑥外壁塗装前の下地補修

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軒裏の大きい割れをカチオンセメントで補修いたしました。カチオンセメントは下地にしっかり密着し、防水性や耐久性に優れた補修材です。これを使うことで、割れた部分を強固に直し、雨水の侵入や劣化を防ぎます。



⑦高圧洗浄後、養生とコーキング

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外壁のひび割れをコーキングで補修し、雨水の侵入を防ぎました。あわせて養生を行い、窓や玄関など塗装しない部分をしっかり保護しています。養生は仕上がりの美しさを左右する大切な工程で、丁寧に行うことで境目がきれいに仕上がります。



⑧下塗り アンダーフィーラー(マスチックローラー)

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下塗りのアンダーフィーラーを塗っています。

アンダーフィーラーとは、外壁や下地の小さなひび割れや凹凸を埋め、表面をなめらかに整えるための下塗り材です。上塗り塗料がしっかり密着し、美しく長持ちする仕上がりにするための“下地調整材”の役割を持ちます。




⑨中塗り フッ素塗装

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フッ素塗料の中塗りを行っています。耐候性・耐久性に優れたフッ素塗料で、仕上がりの美しさと長持ちを高めます。



⑩外壁 フッ素上塗り

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フッ素の上塗りを塗っています。フッ素塗料はフッ素樹脂を使った高耐久塗料で、紫外線や雨に強く汚れにくいため、美しさが長持ちしメンテナンス周期も延ばせる塗料です。



鉄骨階段の塗装

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鉄骨階段にサビが発生していたため、下地処理を行い、塗装で保護いたします。



ケレン作業

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サビや汚れをケレンして落としていきます。きれいに掃除して塗装を行います。






錆止め、上塗り

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錆止めを塗布したうえでシリコン塗装を行い、美観と防錆性を高めました。





Before→After

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Before→After

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築年数約40年が経過したお住まいを、この度弊社に塗装工事としてご依頼いただき、大変ありがたく思います。施主様とは何度もお打ち合わせを重ね、工事を迎えることができました。

施工前は、ひび割れや色褪せ、劣化が目立っていましたが、丁寧な下地補修と塗装を施すことで、外観はまるで新築のように生まれ変わりました。さらに、瓦工事や腰壁の補修、雨樋や基礎の塗装も含め、細部までしっかり仕上げることで、ご家族が安心して長く暮らせる住まいへと整えています。

写真でご覧いただけるように、BeforeとAfterでは外観の印象が大きく変わり、美しさと耐久性の両立を実現しました。





After

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丁寧な下地処理と高耐久塗料による「外壁復元塗装」により、美しい仕上がりとともに、お住まいを長く守る安心をご提供できました。

日山塗装では、工事中のお客様とのヒアリングやコミュニケーションを大切にし、常に誠意を持って対応しております。塗装後もご心配ごとがあれば、いつでもご連絡いただける体制を整え、迅速に対応いたします。

今回の工事では、お客様から「壁のひび割れを丁寧に直してくれて、家が喜んでいるのがわかる。本当に嬉しいです。」(奥様)「壁にしっかりと厚みが出て、強くなったのを感じます。」(ご主人様)といったお声をいただき、私たちも大変励まされました。

日山塗装では、現地調査の段階から丁寧に状況を把握し、最適なご提案を行います。工事中も日々の進捗を報告し、内容に食い違いがないよう確認を重ねながら、安全で確実な施工を心がけています。

ただ塗るだけではなく、“お客様と一緒に住まいを守る工事”。そして丁寧な下地補修と高耐久塗料で新築のような美しさを取り戻す“外壁復元塗装”をご提供すること。それが私たち日山塗装の変わらない想いです。









 
 
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